2008-01-01

水天宮元旦絵図

元旦、水天宮へ。思いのほかの賑わい。この夜ばかりの終夜営業の地下鉄を利用してだろうが、パートナーを伴った若い集団が整然と列をつくっていた。

水天宮は、安産を祈願する宮。小子化の世、大事に育てたいのは皆の願い。元旦は新たな年を誕生させる。さぁて・・・、正月の役割をなんぞやと・・・、無粋かもしれぬ。が、この日ばかりは、ささやかな休日を得て、俗な日常とは一区切りにできる、またとない余裕の時間。ふと先祖のことや、近未来を描く手立てを想うことなどあればいい。心に刻まれ、忘れもしないことになるやもしれないことのはじまりでもあるるかもしれぬ。人の世では、毎日のように、 ひとは人をつくりつづける。なにより与えられる生に感謝を。元旦はまた、生の1年がはじまる日でもある。あらたな年に加えられ出づる生にも幸多かれと。
あけまして、おめでとうございます。

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