2007-10-27

10月26日、写真展を巡る(恵比寿)

東京都写真美術館で、東松照明 Tokyo曼陀羅 内覧会を観る。
会 期:10月27日(土)→12月16日(日)■休館日:毎週月曜日(休館日が祝日・振替休日の場合はその翌日)■会 場:2階展示室■料 金:一般 800(640)円/学生 700(560)円/中高生・65歳以上 600(480)円※( )は20名以上の団体および東京都写真美術館友の会会員、上記カード会員割引料金※小学生以下および障害者手帳をお持ちの方とその介護者は無料※第3水曜日は65歳以上無料。
http://www.syabi.com/details/toumatu.html

内覧会での東松照明さん。挨拶でも語られていたが、多難な身体の不具合を乗り越えられ、毎日写真を撮るかプリントをされている一途さはこの写真展に結実しているようにみてとれる。展示作品は300点を超えている。美術館所蔵のゼラチンシルバープリントなどの作品ほか、作者蔵の丁寧に調整されたインクジェットプリント(プリンター:Canon image PROGRAF iP5000、インク:Canon LUCIA<12色の顔料インク>、ペーパー:Hahnemule Photo Rag他・・・と会場内に表示があった)作品。その多彩な被写体を独自の世界に引き込むように捉える作品群からも、この日の 東松さんの笑顔のごとく、作品や人となりに豊かな世界に導かれるようだ。 (右後方は、本展示を担当された東京都写真美術館の金子隆一さん。)
荒木 経惟(あらき のぶよし)氏と
VIVOの時代を髣髴するパワーが蘇る。川田喜久治さん、細江英公さん、丹野章さん。

東京都写真美術館の3階では、「昭和」写真の1945-1989 第4部 50年代以降「オイルショックからバブルへ」が開催されている。
■会 期:10月20日(土)→ 12月9日(日)■休館日:毎週月曜日(休館日が祝日・振替休日の場合はその翌日)■会 場:3階展示室■料 金:一般 500(400)円/学生 400(320)円/中高生・65歳以上 250(200)円※( )は20名以上の団体および上記カード会員割引※小学生以下および障害者手帳をお持ちの方とその介護者は無料※東京都写真美術館友の会会員は無料 ※第3水曜日は65歳以上無料
東京都写真美術館が所蔵する作品の中から、「昭和」写真をこれまで4回にわけて展示されている。
全4回を通してみると、膨大な写真にもかかわらず、まだ見たりないという思いは、見たことのある作品の覚えと重ならないからなのか。

10月26日、写真展を巡る(新宿界隈)

フォトギャラリーキタムラで開催されている、マドンナ三人展<それぞれの道東>の案内があり出かけたところ、昨年、銀座のコダックの特別ゼミナールコースで写真集の作り方の講義とワークショップを受けられた、小野理恵子さん、神野聖子さんが出品されていた。同じ地域で撮られた写真も3人三様で視点の違いが面白い。http://blog.kitamura.co.jp/6101/4358/2007/09/_271089.html

このあと、すぐ近くのPLACE Mで、Jui写真展 鏡の中の動物園を観る。心のなかの思いを込めようとした、静かな内面表現がみられる。

さらに、このあとコニカミノルタプラザに移動し、長野重一写真展 遠い視線・玄冬 を観る。http://konicaminolta.jp/plaza/schedule/2007october/gallery_c_071023.html

スナップの名手、長野重一氏が2003~2007年に東京の街とそこに生きる人たちの姿がモチーフとして撮影されたもの。遠い視線・・・だが、被写体と同化し、溶け込むように捉えているように思えた。

10月26日、写真展を巡る(銀座)

銀座・ニコンサロンで渡辺 眸展[hitomi watanabe early works 全共闘の季節 1968―69]10/17 (水)~10/30 (火)10:00~19:00(最終日は16:00まで)を観る。40年近い時間を経て遠のいていた同時代に目撃した情景の記憶が蘇る。「その時」が、すでに風化してしまったような思いに駆られるのも、時間の罠なのか?

銀座のギャラリー新居で、東松照明展―南島―を観る。 2007年10月25日(木)~11月30日(金)日曜日 休廊11:00~19:00(土曜日のみ18:00まで。http://www.gallery-nii.com/images/exhibition/index.html#12 東京都写真美術館での東松照明展に先立ち、立ち寄った。ほぼ未発表の作品で、1974年から1990年までの台湾・バリ島・グァム島などの沖縄以南を撮影されたもので、東松氏の南への想いが伝わってくる。
ギャラリー新居で、10月13日フォトシティさがみはら2007のシンポジウムで示唆に富み印象的な内容の基調講演などをいただいた森川紘一郎さん(周南市美術博物館館長)にお目にかかる。

2007-10-25

今宵は目黒で赤ワイン

ギャラリー・コスモスの展示を見た後、ギャラリーのオーナーであり、コスモス・インターナショナルの店主でもある新山さんがテラッツア・デル・カッチーオにお連れいただき、ワインなどいろいろいただく。なかなかいい。話も佳境になり、つい杯を傾けること幾度も。

2007-10-24

ピンホール写真芸術学会第1回東京展/目黒

会員、招待作家が、この目黒のギャラリー・コスモスhttp://www.gallerycosmos.com/と、10/19付けで紹介したギャラリー円月の2会場で開催中。ギャラリー・ココスモスの会期は10/16-28。円月の展示とはだいぶ異なった印象で、表現内容も幅広く、作家性の高い作品が多くみられた。

阿佐見昭彦写真展「密やかな記憶」を観る

写真展案内DM

会期終了前日の10/23夕刻、会場の銀座・キヤノンギャラリーに滑り込むように訪れた。会場には作者の阿佐見昭彦さんがいらっしゃり、作品の印象などお話しした。緻密で、個の確かな眼差しのような気配が感じ取られた。いただいた名刺にお仕事は写真家とあわせて、建築家、彫刻家と記されていた。
ご本人のホームページは、下記のとおり。
http://www.japandesign.ne.jp/IAA/ASAMI/

2007-10-23

今宵は十三夜。月を愛でる。

昨日に続き、月を撮る。 とても明るく、見惚れる。
今日のデータは、20時20分撮影。300mmにテレコンバーター(2倍)を使い、600mm(フルサイズ換算900mm相当) F5.6、1/160 ISO 800 中央部を重点に少しトリミング。三脚使用。ご参考までに。

秋空

雲が流れ、空も澄んでいる。日も暮れかける日本橋近くで。

鈴鹿芳康展「Between The Heaven and The Earth」を観る

本日11/23から11/2まで、東銀座・gallery OPEN DOOR(Tel:03-3545-5080)で鈴鹿芳康展「Between The Heaven and The Earth」が開催されている。小さなビルの3,4階にあるギャラリーで、写真(ポラロイド)をつかった現代美術作品の展示。ギャラリー・オーナーの毛利さんと美術、写真などについてお互いに話しだして収拾がつかなくなるほど止まらず。

4階の展示(部分)

このあと、先日(10/19)はじまった、京橋のプンクトゥムに寄ると、鈴鹿さん電話中。待つ間、10/19付けでも紹介している展示物の上方からみたところを撮影。

2007-10-22

今週のお勧め・東松照明「Tokyo曼荼羅」写真展

■会場:東京都写真美術館2階展示室■会期:10月27日(土)→12月16日(日)■休館日:毎週月曜日(休館日が祝日・振替休日の場合はその翌日)■料金:一般 800(640)円/学生 700(560)円/中高生・65歳以上 600(480)円※( )は20名以上の団体および東京都写真美術館友の会会員、上記カード会員割引料金※小学生以下および障害者手帳をお持ちの方とその介護者は無料※第3水曜日は65歳以上無料
http://www.syabi.com/details/toumatu.html

明日は十三夜。今宵10/22の月

お手軽にというか、手持ちで300mm F5.6 1/320 ISO 400 画像中央部を生かすようにトリミング・・・御参考までに。

今宵は・・・(10/21)

浦霞を2杯。打合せなど歓談とともにいただく酒は、味わい深かし。

新宿西口夕景

快晴・・・心地よい
エルタワー横からパークタワーに向かう、シャトルバスの車窓から

フォトシティさがみはら2007写真展

神奈川県の「相模原市総合写真祭フォトシティさがみはら」は本年7回目を迎えた。昨年度より運営全般のアドバイザーなどコーディネーションをお手伝いして2年目。写真賞選考、展示作品制作管理、展示構成、パブリシティなどを担当し、昨日(10/21)は、写真講評会(アマチュアの部)の立会いも。

プロの部・アマチュアの部受賞作写真展:2007年10月12日(金)~29日(月)[水曜休館・10:00-19:00]/さがみはら市民ギャラリー(JR相模原駅ビル)
アマの部会場
アマチュアの部審査員、梶原高男さんの丁寧な写真講評に受賞者らも熱心に聞きいる
プロの部会場に置かれた、受賞作の写真集
さがみはら写真賞・渡邉博史「私は毎日、天使を見ている。」の一部
さがみはら写真新人奨励賞・中田聡一郎「星のしゃぼう -砂守が育んだ故郷」の一部
さがみはら写真新人奨励賞・青木弘「戦火の子どもたち」の一部さがみはら写真アジア賞スティーヴン・リー「アウトサイド・ルッキング・イン・クアラルンプール」 の一部

2007-10-21

レストランシップ

10/20 夕刻、ゆりかもめで日の出桟橋より、シンフォニーモデルナに。赤ワインは、SYMPHONYラベルのハーフボトル。ライトボディながら口あたりは悪くない。 船窓より青海のパレットタウン大観覧車が望める

暮らしの花展(いけばな松風・東京本部)を観る

会期:10/20(土)~22日(月)午前10時~午後7時(22日午後4時まで) 会場:新宿パークタワー・1Fギャラリー3 
いけばな松風家元 塚越応鐘さんの作品
紅葉が巧みに
雪のようにみえる質感との対比ががおもしろい
雪景色 茂木応虹さんの作品
水中花
山崎応秀さんの作品(部分)

水中花いろいろ

塚越さんと書家の海老原 露巌さん

パークタワーギャラリーでの花展は初めてとのこと。会場構成は井澤達夫さんが楽しめる空間を演出され、初日から賑わっていた。