2007-12-31

雑煮の仕度

築地で買ったブリをさばき、我が家ならではの雑煮の仕度をはじめることに。
ひたすら、醤油で煮詰めるようにゆっくり、黒くなるまで煮込む。このあと、この醤油だれで、牛蒡、京人参を細く切ったものを煮込む。さらに、ほうれん草を茹でておけば元旦の雑煮の準備はおしまい。そろそろ、テレビでは紅白歌合戦も終わりを迎え、まもなく、日も年も変わる。

平成19年大晦日築地

2007年も最後の日。東京築地場外市場の昼どき、明るい陽光で包まれる。

今年は、おせちの重箱の中身はセットでそろえることに。
玉子焼きは大定という店で昔から買っている。みるとほかの2店は売り切れの表示も。
築地を後にして、立ち寄った店では、正月用に向けて飾りつけられた花のいろいろが眼に入る。隅田川を渡り帰途に。大川端リバーシティ21を望む。車の中はやや汗ばむほどに暖か。

2007-12-29

さいたま新都心駅界隈冬景

12月28日はじめて、さいたま新都心駅で降りた。冬の弱い陽射しのなか、みえるモノの多くは人工的な冷たい空間が作り出されていたが、息吹も感じられるようだ。

2007-12-27

西村康写真集「彼女のタイトル」が届く

12月4日、新宿ニコンサロンで今年の伊奈信男賞(北島 敬三さん)の授賞式後の二次会で、隣の席でお話した西村さんから、写真集http://www.pg-web.net/news/?p=456が届いた。同じニコンサロンで12月3日まで開催された同名のタイトルの写真展http://www.nikon-image.com/jpn/activity/salon/exhibition/2007/11_shinjyuku-4.htmをまとめたもの、とのこと。写真展は観ることができなかったが、 略歴をみると1982年宮城県生まれで、2003年にphotographers' gallery に参加とある。写真集の印象は、写真がとらえる現実とその向こうの虚像もしくは手に届かないようなもどかしさを巡るような肖像で全編が綴られている。カラー、モノクロ。80ページ。

2007-12-25

AMATERAS11号

毎年このころになると、アマテラスの会の会長でもある写真家の星野小麿さんが企画し、日本芸術出版社が発行する作品集(A.M.A作品年鑑)が送られてくる。届いた2008年版は672ページに招待作品や公募展からの作品が掲載されている。副題に太陽 月 空 海 大地とあるように、自然風景や動物などを主題とした内容。多くの写真ギャラリー、美術館、図書館などに寄贈もされているとのこと。

2007-12-24

冷凍庫の中に

年の瀬の整理でもないが、冷凍庫の中の食品を入れた容器のなかに霜というより氷の結晶が・・・。いつから育ったものか。

2007-12-22

日本の新進作家vol.6 スティル/アライヴ展を観る

都写美館長福原さんの挨拶。美術館の役割としていくつかの要素のうち、新人を登場させようとする試みを続けているとのこと。12月21日、今回の展覧会(2007年12月22日(土)→2008年2月20日(水))の内覧会に。展示は4人のグループ展で、写真と映像、インスタレーション。展示を見て思ったのは、内容的にも、なぜ?この4人が? 図録によると4人とも30代で生年で、伊瀬聖子さん:1969年、大橋仁さん:1972年、田中功起さん:1975年、屋代敏博さん:1970年と。新進作家とは年齢だけを基準にしなくともいいというのが自論だが・・・。

光とゆらぐさま

12月21日昼前。車の中から見え、とっさに高速シャッターで。

2007-12-21

神田川

12月20日、堀内カラー東京事業所(杉並区和田)に1月に展示するラムダプリントの検収に行くため、丸の内線で中野富士見町駅から地上にでた。そこに神田川。3時過ぎとはいえ、すでに陽も落ちかかっていた。水面が眩しい。神田までどくらいの距離だろうか?

2007-12-20

西銀座デパートチャンスセンター

12月19日数寄屋橋近く。年末ジャンボ宝くじを目当ての行列を横目に通り過ぎることに。12月21までとのことで一攫千金いや三億円を狙うにも、ここでは時間と、もちろん元手も。夢を大晦日まで抱きつつの想いは羨ましくもあり・・・。

2007-12-18

「POST切手 ~ 郵便が変わり始めた。切手のデザインはどう変わる。」展を観る

六本木に出かけたついででもあったが12月17日、東京ミッドタウン・デザインハブ第7回企画展を観に。あくまでも、展示物はすぐに使えるものでなく試みではあるものの、通常切手や特殊切手のグラフィックデザインの可能性をそれぞれの作者が明示していて、中には興味深いものもみられた。http://www.jagda.org/news.html

2007-12-17

六本木駅までの地下通路

六本木の街。その様相はヒルズやミッドタウン、新美術館など地上に見えるところだけでなく、地下通路なども複雑化し、人の流れも変わりゆくようだ。

2007-12-15

恵比寿ガーデンプレイスの夜

JR恵比寿駅から東京都写真美術館のある恵比寿ガーデンプレイスに向かう。信号は赤でも車が駆け抜ける。師走とはいえ・・・。
ライトアップされたツリーを背に人が群れる。
やや冷たい光だが透明感と清廉さが感じられる照明。

恵比寿・都写美で土田ヒロミ展ほかを観る

東京都写真美術の入り口に向かう壁面に手前より、開催中の東松照明展、そして12月14日が内覧会の「土田ヒロミのニッポン展」3階:2007年12月15日(土)→ 2008年2月20日(水)と、「文学の触覚展」地階:2007年12月15日(土)→2008年2月17日(日)の大型ディスプレーが。

土田ヒロミさんの総集的な展示は初めてだと思う。展示内容はこれまでに発表された時間軸どおりにテーマと内容を新作を含め、連続してみせている。移りゆく社会の変貌を作家の軌跡を通して見られるようで面白い。なかでも長期にわたるセルフポートレートのシリーズ「ageingは新しいムービー表現に作り直されたようで再現性が以前見たものと違い緻密でもあり、リアル感がある。http://www.syabi.com/details/tuchida.html 

土田ヒロミさんの挨拶
パーティでは土田さんの出身地 福井の酒も。
地下会場では「 文学の触覚」展を観る。文字で表現される文学を視覚的な展示表現の可能性を試みている。現代美術で意図的に解りにくくすることの多い映像表現とは趣を異にし、シンプルな導入を意図したことでこの展示表現は成功していると思われる。

2007-12-14

12月も早や半ばに

日本橋界隈で。落ち葉が舞い始める直前か。
日本橋人形町交差点近くで。
同じく。

2007-12-12

目黒から新宿へ

ギャラリーコスモスでの歓談では主にワインを。
場所を新宿に移し、迎えらたのは151プルーフ(75.5度)のラム酒。着火の危険がラベルに表示されるほどのことはある。舐めるように味あうと思いのほか刺激は強く感じないが徐々に・・・。
次に唇に迎えたのは、以前は親しくしていたバーボンのオールド・グランドダッド(右のボトル)に出会う。懐かしさを感じ、ついつい杯がすすむ。

ギャラリーコスモス

簾田勝俊写真展「心象欧州Ⅳ」(2007.12.11~12.26)のオープニングのお誘いがコスモスの新山さんより前日の10日夜にお電話があり、出かけることに。このタイトルでの最初の立ち上げには協力したものの、今回は内容も行ってみてわかった次第。作品展というより、近日発売予定との、ピクトランバライタ・ピクトランメタル・ピクトランクリスタル(ホワイトフィルム・クリアーフィルム)の商品展示がメインのようであった。発売までには光沢度を上げるとか表面特性の改善などともに、展示プリント品質にも難が見られたのでレベルアップが望まれる展示の印象を受けた。

2007-12-11

写真集「BLUE MOMENT」

今日、吉村和敏さんから「ブルーモーメント」の写真集が送られてきた。今年4月にFUJIFILM フォトエントランス日比谷で同名の写真展http://blog.fujifilm.co.jp/photoent/2007/04/post_17.htmlが開かれていて、会場で初めてお会いした。その展示の内容が纏められて、小学館より12月17日に発行される ¥3,150 (税込)。写真集の帯に、朝日が昇る直前と、夜の闇が始まる寸前。12分たらずの「蒼い瞬間」の写真集とある。吉村さんは1967年松本の生まれで、今年は写真協会賞新人賞を受賞している。また、すでに10冊以上の写真集を出している。

銀座・みゆき通り

街灯が新しくなり、歩道も広くなっての変化も確かにあるが、銀座界隈も街の様相が急速に変わってきているようだ。写真のギャラリーの多い銀座だったが、すでに富士フォトサロンは六本木へ移転。左に見える東海堂ビルにライカギャラリーもあるが、コダックフォトサロンは来春、水道橋に移転が決まっている。また、京セラ・コンタックスサロンは今は有楽町の交通会館にあるが、再来年の春には消滅することに。ギャラリーの移転はやむをえないだろうが、なくなるのも人の流れが分断するようで寂しくなる。

2007-12-10

うっかりホワイトバランス設定を間違えて

撮ってすぐに気がついたが、前回マニュアルで設定変更してホワイトバランスを元に戻していなかった。見ると結果的に不思議な空気が画面に漂うので、これはそのままで。
実際に見た感じはこんな色に近かったが・・・

2007-12-09

輩と杯

そう、この日に集まった輩の面々に会うのはおおよそ3,40年振りになるだろうか。学生時代の先輩、同輩と杯を交わす機会に恵まれた。

今宵の集まりはこのあたりか・・・ 。新宿でもこのゴールデン街のエリアにはいつも懐かしい匂いがある。 着いたときには宴もたけなわ。長い時間の隔たりももあっという間に狭まり、話題もタイムスリップする。 ゴールデン街で飲む酒は、ウイスキーそれも角が似合うような気がする。
このときは、まだ、おおよそ、素面。場所を変えることに。一足歩いて・・・
ここでは、Jack Daniel'sを水割りで。杯とともに話題も広がり、深みに。
夜も更けそろそろお開きに。またの再会をとの想いはみんなの胸に・・・残ったのかな。