2010-01-04

都会の空地

隙間も、ゆとりも無い空間を覆い尽くすように、建設の計画は立ち止まるもなく進む。高層の建物はやたらにできても、街に、その住まいにも人影は思いのほか増えていないような気がする。消えた古い建物にいた人影はもはや戻るわけでもない。誰が、何をつくり、何を残そうとするのか。チグハグな感じを抱きながら東京はこの地でも変貌を続ける。

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