2007-12-15

恵比寿・都写美で土田ヒロミ展ほかを観る

東京都写真美術の入り口に向かう壁面に手前より、開催中の東松照明展、そして12月14日が内覧会の「土田ヒロミのニッポン展」3階:2007年12月15日(土)→ 2008年2月20日(水)と、「文学の触覚展」地階:2007年12月15日(土)→2008年2月17日(日)の大型ディスプレーが。

土田ヒロミさんの総集的な展示は初めてだと思う。展示内容はこれまでに発表された時間軸どおりにテーマと内容を新作を含め、連続してみせている。移りゆく社会の変貌を作家の軌跡を通して見られるようで面白い。なかでも長期にわたるセルフポートレートのシリーズ「ageingは新しいムービー表現に作り直されたようで再現性が以前見たものと違い緻密でもあり、リアル感がある。http://www.syabi.com/details/tuchida.html 

土田ヒロミさんの挨拶
パーティでは土田さんの出身地 福井の酒も。
地下会場では「 文学の触覚」展を観る。文字で表現される文学を視覚的な展示表現の可能性を試みている。現代美術で意図的に解りにくくすることの多い映像表現とは趣を異にし、シンプルな導入を意図したことでこの展示表現は成功していると思われる。

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