2009-03-07

3つの展示。恵比寿・東京都写真美術館。7日土曜から公開。

写真展の内覧会があり、都写美に。
http://www.syabi.com/index.shtml
最初に、2階企画展示室での、「マイ・グランドマザーズ」展を観る。近年の潮流でもある、コンセプチャルでみせること、絵柄は違っても趣旨(意図)を同一とした展開の繰り返しと、やや大型プリントと添えられた文による表現。大型だけに展示点数も少ないが、数点見ただけで十分。文章や見せようとする工夫もわからなくないが、それぞれのつくりこみのきわどさというか、充足感も軽く思われ、滞在(滞留)時間はやや短め。



3階は、都写美の収蔵作品と合わせて、日本全国の美術館、博物館、資料館など公開施設が所蔵する作品や資料を、写真の渡来までさかのぼって調査して体系を試みた、「夜明け前―知られざる日本写真開拓史Ⅱ.中部・近畿・中国地方編」は、関東編に次ぐものであるが、内容は地味ながらも、驚きさえ禁じえないような気になる物も含め、企画展として、見ごたえがある。この日のほぼ多くの時間をここで。



地下の展示会場では、「APAアワード2009」展が。ただ、内覧会の時間内では時間切れで、十分にコメントコメントはできないので、機会があれば後日また。

2009-03-06

闇の静寂と光の動

灯に照らされた街路樹の影と。1/10秒ほどの間、光跡が浮いて見える。

予測と予感

予測できる動きを捉える一瞬(、といってもこれは1/15秒)に留まった視覚の記憶を止めるには、予感もあるからか。


動きの体感

電車接近、まもなく停車。動きのあるものをスローシャッターで撮ると思わず不思議な映像が定着されることもある。予感というか、長らく写真を撮るという行為にカメラという道具と生身で付き合っていると、予測できることもあるので、ついシャッターを切る動作につながるのかもしれないが。1/20秒に留まった時間。


2009-03-05

百花繚蘭 ―原生蘭を求めて― 藤井秀樹展開催

六本木・ホテルアイビス ミニギャラリーで5月12日(火曜)まで開催中です。大型プリントを含む15点展示しています。ご高覧下さい。